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あんな大きな揺れを感じたのは初めてだった。事務所で仕事していて、あまりにもすごい揺れなので建物の外に避難。戻ってみると本が多少飛び出していた程度だったが、5階の建築仲間の事務所では本、食器などが飛散して割れている。2層分違うだけで揺れの大きさも違うのか。携帯が全く役に立たず、家族となかなか連絡がとれなかったが、全員無事が確認できてとりあえずほっとした。交通機関がマヒして帰宅出来ず、事務所に泊まることになったがまだましな方だとわかった。ニュースで被災地の惨状を見ると言葉が出ない。地震では倒壊せずに残っていた建物も、津波にはなんともろいことか。津波がおさまったのち、町一帯の基礎しか残っていない跡を見るとむなしい。行方不明の方、住まいを失った人々のことを思うと心が痛む。 原発の安全神話も崩れた。今日から計画停電が始まることになった。電車が止まり事務所に行けなくなり仕事にも影響することになってきたが、電気や水道が止まった被災地の事を考えると受け入れたい。 いつか来るかもしれない大地震に備えておこうという考えは改めなければ。明日さらに大きい地震が来て自分も被災者になり得る。このことを肝に銘じたい。
by tm-archi
| 2011-03-14 09:19
| 雑記
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