今朝の新聞に「建築前の審査 法改正で緩和」という記事が出ていました。現状の確認申請による審査を簡素化するというものです。私は大いに賛成、やっとわかってくれたかという気分です。姉歯の耐震偽装事件以降、建築基準法の改正により確認申請の審査基準が厳しくなりました。意図は理解できるのですが、そのおかげで提出書類の量が膨大に増え、審査期間が長くなり、我々の手間だけでなく審査する側の手間も増えたため審査機関の手数料も高くなりました。建て主や住む人、使用する人にとって安全な建物を提供することは当然なことです。ですが、法律の厳格化により、住宅の着工数は激減、審査期間や工期が延びることによって建て主や事業主にとってデメリットも少なくありませんでした。今回の法改正の内容:建築確認日数の短縮、提出資料の簡素化、違反時の厳罰化には納得です。さっさとやってほしいものです。